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トランジショナル・ジャスティス(移行期正義)とは、独裁政治をはじめとする暴力的統治の状況から民主化を目指すことなど、ある社会で起きた人権侵害やジェノサイド、戦争犯罪などに対して、社会として立ち向かう試みのことである。社会における「正義」の確立を目的として、具体的には刑事裁判の実施、真実の解明、アーカイブ(記録)の保存などの取り組みが挙げられ、現在のミャンマーをめぐる状況下において、人々が取り組み、目指していることを指す言葉でもある。 ミャンマーで教師をしていたある女性は、クーデターが起きて以降、CDM(市民不服従運動)に参加したことで、その脚に銃弾による傷を負ってしまう。村や町を焼き討ちにまでする非道な国軍に対して人々は「正義」を求め続けている。社会に「正義」をもたらすための語りに耳を傾けるための短編ドキュメンタリー。
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